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どうでもいいはなし

ここ最近、暗い話題で書いていたので、精神衛生上よくないと思い、ちょっとがんばって明るめの日常を書いておこうと思います。

10月からすっかり生活が変わっちゃったなぁっていう、どうでもいいお話です。

 

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週に2日、百万遍まで自転車を漕ぐ。

かならず、背中とチャリの前かごに楽器を積んで。

 

最初のころ、たいてい出掛けるのは夕方だったけど、バイトを増やしたりして今は真夜中にペダルを漕いでいることが多い。

 

籍のある私立大学の衣笠方面から、鴨川を渡り某国立大学へ。

ざっと京都市横断みたいな感じ。多い時は週3とか。

我ながらよく行くなぁって思う。時間帯的にも距離的にも荷物の重さ的にもきついのに。笑

 

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きっかけは、とあるライブの後にそこに居合わせた面子で行った飲みの席で。

 

わたしはちょっと変わった音楽サークルにもともと所属していたのだけど、

じぶんでYouTubeを漁って好きな音楽をとことん聴きまくることにしか、京都に来てからの3年間を使ってないみたいな、ほんとうに好き勝手をしてて、それまで。

(というか、いまもなんだけど笑)

 

ネット上でそれまでいろんな音楽に出会ってきたのだけど、そのなかで当時にわかに興味の湧きだしたジャンルがあった。

じぶんなりの切り口からそのジャンルの動画を漁っている際中、知り合いのミュージシャンが企画したライブにFacebookで誘われた。

そのライブに渋々ながらも出向いたことが、こんな風にじぶんの環境をあっというまに変えていくとは思いもよらなかったのだけど。

 

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ブルーグラス」っていうアメリカで発祥した音楽ジャンルがある。

誰もが学校かどこかで習った記憶があると思うけれど、アメリカ大陸はヨーロッパから

の移民という大きな歴史の転換点を迎えて現在の形に至っている。

 

人の移動というのはすなわち文化の流入とか混交を意味するところだけれど、その文化の中には音楽もあった。というわけで、アイルランドスコットランドからアメリカに音楽文化が渡っていった。

そしてできあがったのが、ブルーグラスと呼ばれるアメリカ南部独自の音楽ジャンル。

基本的にテンポが速めで、各々の楽器がソロをまわしあったり、歌のハモりが特徴的だったりする。

 

でも音楽ジャンルとして確立したのは意外と最近のこと、1945年前後らしい。

20世紀になってレコードやラジオが普及したことが大きく後押ししたみたい。

 

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一方で、「アイリッシュ」という音楽ジャンルがあって、これは先に書いたブルーグラスのもとになった、アイルランドの伝統的な音楽のこと。

特徴的なのは、どの楽器も基本的にメロディをそっくりそのままなぞるのを繰り返すっていうところ。

そのメロディ自体に独特のリズムが組み込まれていて、そのリズム感を再現しながらメロディは演奏されなければならない。

 

現代的なアレンジでは伴奏が目立つようなものや旋律そのものをアドリブで変えているものもある。

もともとのトラディショナルな形式と、そこからかなり飛躍した派生形が共存しているのもアイリッシュ音楽の魅力というか、興味深いところだと個人的には思ってるけど、まぁいろんな意見があったりする。

 

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ここで話を戻すと、

わたしがそれまでメインに据えてきたのがアイリッシュで、にわかに興味持ちだしたのがブルーグラス

「夏のおもひで」という、勇猛にも京都一のお祭り「祇園祭」の最終日に日程をかぶせた挑戦的な企画ライブで、京都のブルーグラスを引っ張る同世代の面々と仲良くなれた。

そしてライブ後に場所を変えて現役の学生だけで飲みに行き、その場のノリで某国立大学のできたてブルーグラスサークルに入部してしまったのだった。

 

あのときはてっきり新入生バンドに臨時でゲスト参加するみたいなものかと気楽に構えていたのだが、練習に参加するうち、これはどうにも、わたしは正式に入部してしまったらしいということに気付いていった。

 

正直言わせてもらうと、「やっちまった感」が半端なかった。

 

だって3回生から新しいサークルに入るとかマジで終わってるでしょ。どんだけだよ。

 

とさすがにじぶんで突っ込みをいれたくなったものだ。

 

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百万遍の大学に出入りするようになったのは10月からだった。

「夏のおもひで」から9月いっぱいまで、わたしは関東の地元に帰省して車の免許をとっていた。

 

自分の私学とのいろいろな意味でのギャップに驚かされつつ、練習は毎回楽しかった。

 

今年の秋は始まるのが遅く終わりが早かったので、全体的に短かった。

10月中はまだ暑くて、半そでを着ていても平気なくらい。

なので、外に楽器を持ち出してバンド錬をしたりしていた。

 

さすがに11月からは寒くなったので、屋内で練習をするようになった。

屋内だと暖房が使えるので、寒くなってきたしそろそろ帰ろうという発言が起こらない。

 

一通り活動を終えてからみんなでごはんを食べに行き(この時点で9時をまわる)、ついでにコンビニでお酒とつまみを買い(10時近い)、屋内に戻り楽器やボードゲームで遊び(遊び始めがだいたい11時半ごろ)、そのまま朝を迎える(6時)といういかにもな大学生ライフ。

 

もちろん帰宅したらいつのまにか寝落ち。あっというまにバイトの時間になり急いで支度して家を出、ふたたび帰宅するのはまた日付が変わるころ。

そんな体たらくには我ながら呆れるしかない。笑

 

それまではせめてもうちょっと、学校には行かないなりにもマシな生活を送ろうという意志があったのに、わたしの決意はいつも、思っていたより脆弱みたいです。

 

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ただ、ひたすらに楽しいというのはよいことだと思った。

 

いやなことも疲れて寝てしまえれば忘れられる。

一週間前に悩んでいた内容など、普通の人は覚えてなんかいないだろう。どんな悩みも、結局はその程度のことなのだと思う。

 

昔大事な人が手紙に書いてくれた。

「物事の良い面を見ろよ」ってこういうことかなって、あのときは全然素直に受け取れなくて、なにも知らないくせにっていじけてたけど、手紙をもらってもう6年経つのか。

やっと素直になれそうだよ。でもその手紙、もうないけどね。もう読めないね。

 

これはなにかのSNSで流れてきて見つけた。人生は娯楽だって。

芥川龍之介も言ってた。人生はマッチ箱に似ているって。

そんなものだよ、と思って、行きたい方向に単純に流れていけたら幸せなんだろうか。

 

 

 

やっぱり最後は重くなってしまった。笑

 

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